あなたは今、何冊の本を世に送り出しているでしょうか?
もしすでに数冊の著作があるなら、今回の内容は非常に共感いただけるはずです。そして、これからデビューを目指す方にとっても、将来必ず直面する「壁」を乗り越えるための重要な指針になるでしょう。
実は、「最初の本」と「その後に出す本」とでは、執筆の環境も難易度も根本的に異なります。
ここを知らないと、2冊目、3冊目に挑む際、不要な苦労や自己嫌悪に陥ってしまう可能性があるのです。
「過去の蓄積」が使えなくなるという現実

最初の本は、あなたがそれまでの人生で積み上げてきた膨大な知識や経験、いわば数十年のストックを惜しみなく注ぎ込むことができます。
しかし、2冊目以降は自分が過去に踏んだ足跡は、避けて通らなければいけません。
- 重複の回避: すでに1冊目で書いた主要なネタは、2冊目では「既知のもの」として扱わなければなりません。
- ネタの枯渇: 出し続ければ、当然ながら自分の中のストックは減っていきます。
1冊目の出版で「本を書くってこんな感じか」という手応えをつかんだとしても、それはあくまで過去の蓄積をそのまま出せたケースに過ぎないのです。
「スランプ」と勘違いしていませんか?

2冊目、3冊目に取り組む際、多くの著者が次のような壁に突き当たります。
「あの時はあんなにスラスラ書けたのに、なぜ今回はこんなに苦戦するのか?」
「自分はもう、書くべきことを出し尽くしてしまったのではないか?」
これをスランプや才能の枯渇だと思ってしまうと、なかなか抜け出せません。
しかし、安心してください。それはスランプではなく、前回とは「執筆の前提条件」が違うだけなのです。
「自分は著者に向いていないのではないか」と悩むのは、少しピントがズレています。単に、2冊目以降に特化した戦い方に切り替える必要があるだけなのです。
2冊目以降の出版に必要なこと

スムーズに出版を継続させるためには、「前と同じように書こう」というイメージを一度リセットすることが大切です。
そのために必要なのは、2冊目以降は、また違った環境での商業出版へのチャレンジだと知っておくことだけ。
それを知っているだけで、おのずと初心に帰ることができ、企画を練ることにつながります。
2冊目、3冊目と本を出し続ける
2冊目以降は、また違った環境での新しい挑戦と知っているだけで、おのずと初心に帰ることができます。
イメージを書き換え、企画をじっくりと練り上げれば、1冊目よりもさらに深く、納得のいく本を世に送り出し続けることができるでしょう。
もし「ちょっとスランプかな?」と感じることがあったら、ぜひこのことを思い出してみてください。
