「必ず出版できる法則はあるのでしょうか?」という質問をいただきますが、結論から申し上げると、残念ながらそんな魔法のような成功法則は存在しません。

なぜなら、成功というものには、数多くの要因が組み合わさっているので、一部分だけを抜き出しても、再現性がないからです。

今回は、出版の再現性について、詳しくお話ししていきます。

なぜ「成功法則」はあてにならないのか?

なぜ「成功法則」はあてにならないのか?

世の中には「私はこうして成功した」というタイトルの本が溢れています。しかし、その多くは後付けの理由にすぎません。

  • たまたま時代に合っていた
  • たまたま強力な協力者が現れた

こうした、著者の実力以外の運の要素を抜きにして語られる成功談には、残念ながら再現性がありません。

では、「確実に出版する方法はこの世にないのか」というと、そんなことはありません。成功の法則はなくても、失敗の法則を学ぶことで、出版への道がひらけていきます。

「失敗」は驚くほどパターン化されている

出版社に通る企画書「3つの絶対要素」

失敗には恐ろしいほどの再現性があります。

私がこれまでに見てきた上手くいかない企画には、共通する明確なパターンが存在します。

  • 読者ターゲットが少ない: この人たちに向けて書いたら、そもそも読者の数が少なすぎてビジネスとして成り立たない
  • 説得力のミスマッチ: この経歴の人がこの内容を書いても、出版社から「なぜあなたなの?」とツッコまれてしまう
  • 類書の差別化がない: この内容の本はすでに世の中に溢れているので、似たような切り口では企画が通らない

これらは、誰がやっても同じように失敗する再現性のある失敗です。

「失敗の方法」を避けることが、最短の成功ルート

このように「これでは上手くいかない」という失敗には再現性があるということは、裏を返せば失敗する方法を避ければ、上手くいくまでの時間を短縮できるのです。

確実な成功法則を追い求めるよりも、確実な失敗パターンを一つひとつ潰していくこと。

上手くいかない要素を見つけたら、柔軟にブラッシュアップして、出版への時間を大幅に短縮していきましょう。