本を出したいと考えたとき、多くの著者が突き当たる壁があります。
それは、「どこに相談すればいいのか?」「出版プロデューサーやコンサルタントを介すと、いくらかかるのか?」という現実的な悩みです。
商業出版は、出版社という投資家に「この本は売れる!」と納得させる必要があるため、プロの視点を入れることが成功への近道となりますが、その実態が見えにくいのも事実です。
今回は、出版プロデュースの費用相場や弊社で行なっている金額についてお話しします。
出版プロデューサー・コンサルタントの費用相場
出版プロデューサーの料金体系は、大きく分けて「着手金(コンサルティング費用)」と「成功報酬」の2つの組み合わせで構成されるのが一般的です。
| 項目 | 費用相場 | 内容 |
| 着手金・コンサル料 | 30万円 〜 150万円 | 企画の立案、企画書の作成、出版社への提案代行など |
| 成功報酬 | 30万円 〜 100万円 | 出版が決定した際、または刊行時に支払われる |
| 印税シェア | 印税の20% 〜 50% | 著者が受け取る印税の一部を報酬として支払う形式 |
※これらとは別に、月額制(サブスクリプション型)のコンサルティングを提供しているケースもあります。
一見すると「高い」と感じるかもしれません。しかし、商業出版が実現すれば、数百万円にのぼる出版費用(制作・流通・広告費)を出版社が全額負担してくれます。
出版プロデューサーを介すことは、その「投資」を引き出すための確実性を高める、合理的な投資と言えると思います。
弊社の出版プロデュースの種類と費用については、下記のページをご覧ください。
出版プロデューサーを介す「5つのメリット」
独力で出版社に持ち込むのではなく、プロのコンサルタントやプロデューサーを介すことには、単なる「紹介」以上の価値があります。
① 出版企画書を代わりに書いてもらえる

出版プロデューサーは、「いまの出版業界のトレンド」「どの出版社がどんなテーマを求めているのか」などの最新情報を持っています。
そのため、著者本人が出版社に対して的外れな提案をすることがなくなり、企画の採用度が高くなります。
また、出版企画書を書く・書き直すという作業負担もなくなります。
② 著者自身が気づいていない「本当の強み」を引き出す

あなたが「当たり前」だと思っている経験の中に、読者が喉から手が出るほど欲しい知恵が眠っていることが多くあります。
出版プロデューサーと話す中で、著者自身が気づいていない本当の強みを掘り起こすことができます。
そして、それを編集者が「これは売れる!」と身を乗り出す切り口へと昇華させるのが、プロデューサーの介在価値です。
③ 適切な出版社選び

出版社の規模
実は本を出す時に、「規模の大きな出版社」であればどこでも良いわけではありません。
逆に出版点数が多すぎると、あなたの本が埋もれがちになってしまうので、極端な話、大手出版社でその月出る本の10番目の扱いになるくらいなら、月1冊しか出さない出版社のNo.1の扱いになったほうが、露出も売れ行きも大きくなります。
出版社の得意分野
また、出版社の「得意分野」という視点も大切です。
出版社にはそれまでの実績から得意分野とそうでない分野があり、それは流通する書店の違いにもなりますし、置かれる棚の違いにも現われます。
大きな総合出版社よりも、小さい専門出版社の方が、特定のテーマでは信用があり、書店での露出が大きい、などとということもあるのです。
④ 編集者との繋がり

出版社の門戸は開かれているため、編集者の元には、毎日膨大な企画が届きます。面識のない個人からの持ち込みは、どうしても検討の優先順位が下がります。
一方で、信頼あるプロデューサーが「この企画、この著者は本物です」と太鼓判を押して持ち込む企画は、最初から一定のクオリティが担保されていると見なされ、真剣に検討される確率が飛躍的に高まります。
⑤ 将来的な戦略も一緒に考える

特に初めての著者の場合、右も左も分からずに1冊目を出すことだけに必死になってしまいがちです。
しかし、あなたの将来的な活動を考えた時に、1冊目の本こそ最も戦略的に考えるべきです。
なぜなら、1冊目の本のテーマや売れ行きが、「2冊目、3冊目とスムーズに決まる著者」か「次の本がなかなか出せない著者」になるかを左右するからです。
また、本を出して終わりではなく、あなたのビジネスに繋げる必要がありますので、その辺りの戦略も一緒に考えてもらえるというメリットも大きいです。
失敗しない出版プロデューサーの選び方

「出版はどこに相談すべきか?」と検索すると多くの候補が出てきますが、選ぶ際は下記の基準を参考にしてください。
- 「商業出版」の実績が豊富か?:自費出版(お金を払えば出せる本)を進めてくる人は、プロデューサーではなく「営業マン」です。出版社の企画会議を突破し、書店に並ぶ本を何冊プロデュースしているかを確認してください。
- ビジネスゴールを理解しているか?ただ「本が出る」ことだけを目的とするのではなく、出版後の集客、採用、ブランディングといった著者のビジネスの成功を逆算して企画を立ててくれるかどうかが重要です。
- 人柄の相性:出版は半年から1年にわたる共同作業ですので、お互いの信頼関係が築けなければ良い本を出すことは難しくなります。だたし、お互いの顔色を伺うだけではなく、時には厳しい意見も言い合える関係が望ましいです。
出版プロデューサーをうまく活用してください
出版プロデューサーとは、単なる代理人ではありません。あなたが気づかなかった強みを見つけ出し、本というコンテンツに落とし込むパートナーです。
費用がかかることをリスクと捉えるのではなく、出版という資産を手にするためのコストと捉えてみてください。
独力で何年も迷走し、結局本を出せないまま終わる機会損失に比べれば、プロデューサーの力を借りることは大きなメリットにつながるはずです。
「誰に相談すべきか分からない」「自分の企画に価値があるのか不安だ」という方は、まずは無料のオンライン相談で今の想いを聞かせてください。
それが商業出版になるかどうか、プロの視点で率直にアドバイスさせていただきます。
