あなたは出版社から、渾身の出版企画を却下された経験があるでしょうか?

「何度も却下されて、もう慣れっこだよ」という方もいれば、「これから初挑戦なので、断られるのが怖い」という方もいるでしょう。

世の中には「苦労は買ってでもせよ」という言葉がありますが、私はこと出版企画に関しては、「却下されるストレス」はあまり経験しないほうがいいと考えています。

今回は、なぜ「苦労」を避けるべきなのか、そして最短で結果を出すためのメンタルの持ち方についてお話しします。

「却下のストレス」が行動を止めてしまう

「本の企画却下のストレス」が行動を止めてしまう

出版企画というものは、自分のこれまでの歩み、ノウハウ、そして情熱を込めた大切なものです。

それを出版社から否定されてしまうと、想像以上に大きなストレスを感じて、いずれはエネルギーが切れて立ち止まってしまいます。

「企画が意外とあっさり通ったな」と思ってもらう

「出版企画書が意外とあっさり通ったな」と思ってもらう

私が理想とするのは、著者さんに「企画が意外とあっさり通ったな。やっぱり自分はデキる人間だ!」と思ってもらうことです。

「自信過剰は良くない」と思われがちですが、最新の研究によれば、(たとえ過信であっても)「自分の能力を高く評価する人は、競合に対して有利になり、集団の中で優位に立ちやすい」ことが証明されているのです。

本を出そうという人は、自信過剰なくらいでちょうどいいので、せっかくの自信を折ってしまうような不要な不採用経験は、極力避けるべていただきたいです。

「練習は謙虚に、本番は天狗」の戦略

本を出したいなら「練習は謙虚に、本番は天狗」

とはいえ、根拠のない過信だけで企画が通るほど、商業出版は甘くありません。そこで大切になるのが、「本番前の準備」における謙虚さです。

出版社に持ち込む前に、何度も何度も企画を練り直し、自分自身やプロデューサーの視点で「ダメ出し」を繰り返す。

いわば「練習」で十分に苦労と改善を済ませておき、出版社への提案という本番では一発で通過できるようにするのです。

おわりに

もちろん、過去に受けた「悔しさ」をバネに跳ね上がれる方もいるでしょう。それはそれで素晴らしいエネルギーになります。

しかし、もしあなたがこれから挑戦する段階なら、わざわざ茨の道を探す必要はありません。

不要なストレスで心をすり減らすことなく、「自分にはできる」という確信を持ったまま、ぜひ著者のキャリアの好スタートを切ってくださいね。