前回、「企画を通す苦労はしてほしくない」と言うお話しをしましたが、どうしても企画にダメ出しをされることはあります。
そして、いつの間にかベストセラー著者になっていたり、コンスタントに本を出し続けていたりする人には、「打たれ強さ」が備わっていることが多いです。
今回は、企画にダメ出しをされたとき、どのように感情をコントロールし、それを出版決定へのエネルギーに変えていくべきかについてお話しします。
ダメ出しは不合格ではなく「正解へのヒント」

自分の分身とも言える企画を否定されると、誰でも心は痛みます。
しかし、企画をダメ出しされることは「上手くいかない方法を一つ潰せた」ことに他なりません。
- 精度の向上: ダメな理由を正面から受け止め、ブラッシュアップに活かせば、その企画の採用確度は確実に上がります。
- スキルの蓄積: 修正を繰り返す過程で、あなた自身の企画力そのものがレベルアップします。
これを繰り返していくと、やがてあなたの中に良い企画の基準が定着し、良い企画を出すのが当たり前の状態になります。
そうなれば、編集者からも「この著者は分かっている」と信頼され、次のオファーが舞い込みやすくなるという好循環が生まれるのです。
「打たれ弱さ」が招く負のループ

逆に、ダメ出しを個人への攻撃と受け取り、心が折れてしまうとどうなるでしょうか。
企画がそれ以上良くなることはありませんし、何より、あなた自身の企画力が磨かれるチャンスを永遠に逃してしまいます。「商業出版はやっぱり難しいんだ」と諦めてしまう、負のループに陥ってしまうのです。
著者としての成否を分けるのは、才能の有無ではなく、ダメ出しされた時の感情操作ができるかどうかなのです。
無理にでも「ポジティブに解釈」する技術
「自分はもともとメンタルが強くない」という方も安心してください。性格を変える必要はありません。
必要なのは、ダメ出しされたときの感情操作です。
企画が通らなかったとき、決して自分を否定せず、「なるほど、この切り口はダメなのか。よし、これでノウハウを1つ覚えたぞ。」と自分に言い聞かせてください。
この感情のスイッチを意識的に操作できれば、確実にあなたの著者としてのレベルは上がり、出版決定・重版・ベストセラーという風に、結果もついてくるのですね。
