これまで数多くの著者の方々と一緒に本を作ってきましたが、その中で強く感じることがあります。
それは、内容は素晴らしいのに、表現の仕方のせいで損をしてしまっている人が意外と多いということです。
詳しくお話を伺うと、とてもおもしろい内容なのに、入り口となる表現が弱いために、多くの読者がその価値に気づかずスルーしてしまっているのです。
今回は、あなたの本を埋もれさせないための表現のコツについてお話しします。
重要なネタが埋もれてしまう

素晴らしい知見を持っているのに、なぜか周囲の反応が今ひとつ…。そんな経験を繰り返すと、人はつい「自分の話はおもしろくないんだ」と勘違いしてしまいます。
企画を考える際も、本人が「これは大したことない」と思い込んでいるために、重要なネタをみすみす埋もれさせてしまっている人が多いのです。
それは商業出版で企画を考えるときにも、ネタとして出てきません。なので私が詳しく話を引き出すまで、埋もれたまま…ということになりがちでもあります。
勝負を決めるのは、細部ではなく「見出し」

では、どうすれば相手の関心を一瞬で惹きつけられるのでしょうか。
もっとも大切なのは、内容を説明する前の「見出し」です。
ここで相手の心をつかめるかどうかで、その後の相手の期待感や聞く姿勢が、大きく変わってきます。
「伝わる表現」に変える2つのチェックポイント

同じ内容でも、見出しを次の2つの視点で磨くだけで、その魅力はグッと高まります。
- 読者の関心を強く引いているか?:「これは自分のことだ」「知りたい!」と思わせるフックがあるか。
- ある程度、内容が想像できるか?:ただ煽るだけでなく、読むことで何が得られるのかがイメージできるか。
一度書き出した企画やネタを、このポイントに沿って客観的にチェックし、修正してみてください。
これだけで、あなたは「内容はとてもいいが、表現で損をしてしまっている人」から、「内容もとてもいいが、表現でさらに得をしている人」へと変わることができるはずです。
