商業出版に向けて動き出そうとしたとき、最初に突き当たるのが「どのジャンルで書くべきか?」という悩みです。
書きたいことを書くとしても、それが自己啓発として出すのか、ビジネス実用書として出すのか、あるいはエッセイとして出すのかによって、本の構成も、言葉選びも全く異なります。
予備知識がない状態でこの迷路に入り込んでしまうと、なかなか抜け出せませんよね。今回は、あなたに最適なジャンルを一瞬で見極め、企画の精度を劇的に高める方法をお伝えします。
理想の「モデル本」を1冊見つける

ジャンル選びで最も効率的なのは、ゼロから考えるのではなく、自分が出したい本に近いモデルを先に見つけてしまうことです。
まずは、大きな書店に足を運んでみてください。書店は、読者のニーズに合わせて棚が整理されています。
- ステップ1:自分が出したい本が並んでいそうな「棚」を探す:まずはフロアを歩き、自分と同じようなテーマの本が最も多く並んでいるコーナーを見つけましょう。
- ステップ2:気になった本の「目次」を読み込む:候補となる本をいくつかピックアップし、タイトルだけでなく「目次」に目を通します。
このようにステップを踏めば、あなたが出したい本のジャンルは、おのずと明らかになってくるでしょう。
特に気になった本があれば、ぜひ購入して最後まで読んでみてください。
「点」ではなく「線」でジャンルを捉える

書店で今のトレンド(点)を把握したら、次はAmazonなどのネット書店を使って、過去の履歴(線)をリサーチしてみましょう。
- Amazonで類似本を検索する:モデル本に近いキーワードで検索し、過去数年間にどのような本が出ていたかを眺めます。
- 「点」から「線」へ:いま売れている本という「点」だけでなく、過去から現在に至るまでの「線」でジャンルを把握することで、「このジャンルでは今、こういう切り口が求められているんだな」というトレンドの推移が見えてきます。
この「線」の視点を持つことで、企画書に「今、この本を出すべき必然性」を盛り込めるようになり、出版社に企画が通る可能性が飛躍的にアップします。
ジャンルが決まれば、書き方も決まる
あなたにピッタリの出版ジャンルが見つかったとき、出版への道は一気に具体性を帯びてきます。
「どのジャンルで書くべきか?」と迷ったら、まずは書店の棚を眺め、自分がどの棚に並びたいのか、どうすれば一番読者の役に立てるのかを、素直な感覚で探してみてください。
